人気の田園都市線の宮前平駅から徒歩4分・目の前には矢上川が流れています。期待される入居者層を意識したシンプルかつ
スタイリッシュなデザインとしました。
宮前平から歩いて7分前後に土地を持っていました。 賃貸物件が立ち並ぶ宮前平、空き室率が増加している現状を近くの大家さんから聞いていました。 今後10年、20年を考え空き室のでないような部屋を作れないか? 大手のハウスメーカーの立てる差別化されていない部屋では、空き室率が増加するのではないか?と不安に思っていました。 |
飽きの来ないデザインと、間取りを変えて、家族が増えても住めるような部屋づくりを目指しました。可動式の棚を付けてのは、そのためです。
部屋を広く使うこともできるし、子供部屋のように仕切って使うこともできます。
部屋を最大限広く見えるように、廊下の長さを短くして、開放感があるようにしています。
キッチンは収納スペースを大きくとり、女性が喜ぶポイントを作りました。
収益性:物件は安く作れば作るほど、投資の回収が早まりますが、一つ大事なことがあります。
空き室率です。いくら物件を安く作っても、空き室が多い場合、投資計画に狂いが出てしまいます・・・そうなると本末転倒です。
当社では、物件のコストを限界まで押さえながら、飽きの来ない高品質なデザインを提案させていただきました。
エントランスの床は御影石を使い、壁は杉板打ち放し仕上げで正面は真っ白な大理石をライトアップし、モダンな空間としています。
入居率を上げるためにもエントランスデザインは重要です。 光の演出によって、エントランスを豪華に見せています。帰ってくるのが楽しみになるように演出しました。オートロックも完備し、セキュリティーについても配慮しています。
床はフローリングより安く、傷にも強いフロアタイルをつかいました。 見た目はフローリングと全く区別がつきません。
傷に強いため、メンテナンスがしやすく、退去後のクリーニング費用も安く済みます。
これもコストを抑えた建物づくりのひとつです。 また天井を打ち放しとしているので、退去時にクロスの張替費がかかりません。
お洒落な空間としながらもランニング・イニシャルコストを抑えています。
部屋を借りるのは、一般の方です。仕事が忙しく、夜や夕方に見に来る人は増えてるのをご存知でしょうか?
夕方から夜にかけての内覧者が喜ぶよう、ライトは蛍光灯色ではなく、落ち着いた色を使いました。人間が落ち着く、日の出や、日の入りに近いライトの色です。リラックス効果があり、部屋のムードを高めてくれます。
天井はコンクリート打ち放しにレール照明を設置しています。 夜、内見にいらっしゃる方もいますので、夜間の部屋の見せ方を工夫すると
成約率はかなり高くなります。
工事着工前に地鎮祭を執り行います。 土地の神様に、土地を利用させてもらうことの許しを得、無事に建物が完成するようお祈りします。
工事現場に何度も足を運び、進行をチェックしていきます。
更地に設計図に従い建物の位置出しを行います。そして杭打設位置に印を打ち込んでいます。
いよいよ杭工事です。杭の材質の確認、杭を打つ位置などに間違いがないか?細かくチェックしていきます。
しっかりと支持地盤まで杭が到達しているかも厳しくチェックします。 耐震性などに問題がないように、このチェックは時間をかけて行います。
全ての杭を打ち終わり、周囲の地盤が崩れないように山留めをして掘削をしています。地面から出ているのが杭頭です。
いよいよ杭工事です。杭の材質の確認や打設位置・またしっかりと支持地盤まで杭が到達しているかを厳しくチェックします。
全ての杭を打ち終わり、周囲の地盤が崩れないように山留めをして掘削をしています。地面から出ているのが杭頭です。
掘削が完了し、捨コンを打ってすみ出しをします。 打ち込んだ杭の位置が設計図通りかをチェックします。
そして杭頭補強を行い足場を組んでいきます。 その後、地下ピット部分の配筋工事を行っています。地中梁に設置してあるのが排水スリーブ管です。 コンクリートを打ってしまうと鉄筋が隠れてしまうのでその前に設計図通り配筋されているか厳しくチェックします。
1階立ち上がり壁の型枠を搬入しています。エントランス部分に使う杉板型の枠です。
外側の型枠を建て、1階立ち上がりの配筋を組んでいきます。 スペーサーを配し、型枠と鉄筋の間に正しく間隔をとります。
このようにして各階立ち上がり壁、床配筋→検査→コンクリート打設→立ち上がり壁、床配筋・・・という流れで組み立てていきます。
2F の床が組みあがると、確認検査機関の中間検査が行われます。確認申請の図面と現場の状況が相違ないか厳しくチェックします。
建物内の写真です。床スラブのせき板を支柱で支えています。 スラブはコンクリートの強度が出るまでは外しません。
屋上部分の配筋です。 屋上だけもこんなに多く配筋が組まれています。
写真の煙突のような部分は「ハト小屋」といって建物内部から外部に配管する際の防水上必要な設備です。
ハトが住む家ではありません(笑
3枚目の写真は、外壁に面する部分の断熱材の吹き付け作業をしているところです。断熱材に吹き付けをすることで、冬は暖かく、夏は涼しくなるように工夫をしています。
4枚目は屋上部分です。ハト小屋もコンクリートを打ち終わりました。 これで上棟となります。
上棟式を行い完成となりました。建物の4階に塩をまいてお祈りをしました。
最後に検索をして、完成となりました!!施主様、工事関係者の皆様、本当に多くの人に支えられ建物は作られていると、改めて実感しました。
物件名 |
CoCo Blanche 宮前平 |
所在地 |
神奈川県川崎市宮前区宮前平 |
構造 |
壁式 RC 造 |
階数 |
3階建て |
石川台ラファエール |
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